北千住教会 の 歴史(わかる範囲)

 

北千住駅から徒歩3分のところに北千住教会はある。

これまででかけたことがある教会の中には、(高齢者、どうやってたどりつくのだろう)と思うほどの急な坂の上にあったり、駅からうんと離れていてなかなかみつけられなかったようなところもある。

再開発された後の、駅前ぴかぴかの東京電機大学ができた状態しか知らないので、街のことも教会の歴史も新参牧師には語れない。

 

教会の歴史をまとめた「教会史」なるものをXX周年と記念して作ったりする教会も多いが、北千住教会には40年と50年の際の記念史はあるがその後がない。この教会は1949年に今の場所に誕生したが、当時はボロボロの一軒家屋で、教会を目指してきた人が何度もその前をとおりすぎていたそうだ。

 

手元にある資料やネット検索などでその時代がなんとかわかるのが2006年の伊藤牧師くらいからだ。役員をしている信徒さんの記憶もしっかり残っている。

抜けていたり数字が違うところもある可能性があるが、4月に残された資料からひろってまとめたら以下のようになった。

教会によっては同じ牧師がかなり長期間担当することもある。福島のバプテスト教会にうつった平沢牧師は10年北千住教会で牧会をされた。

 

2021年  柳下 仁(めぐみ) 牧師 就任

2010年 平沢 功 牧師 就任

2006年  伊藤大輔 牧師 就任

1989年  創立50周年記念文集発行

1989年  創立40周年記念文集発行

1989年  松本敦博 牧師 就任

1987年  中島保壽 牧師就任

1982年  野毛一起 牧師 就任

1982年まで 吾妻牧師、佐藤津義夫牧師 が礼拝と祈祷会を担当

1978年  高木幹太 牧師辞任 吾妻國年 牧師 代務者就任

1975年 北千住教会 文書伝道委員会発足       

1952年 宗教法人設立申請  翌年登記

1949年 献堂式

 

ここに教会をたて、伝道をはじめたのは高木幹太牧師。1947年に銀座教会で三井勇牧師より受洗。

毎週水曜日に北千住駅頭で路傍伝道。個人宅で集会を開催。

その後、日本基督教団に第二種教会設立を申請(信徒数26名)。

 

信徒さんによると、何度も意見が別れたり、もめたり、出ていく人たちが続出したそうなので、つぶれずなくならず2022年秋もこの地に建っているのは、神様が守ってくださっていて、その役割を果たしなさいということだよねと折に触れて皆で話している。